長野県上田市の地域密着安心のメガネ店。オークリー・遠近両用メガネ・子どもメガネ・補聴器までメガネのコミヤマにお任せ下さい！

耳鳴りは長年多くの人を苦しませてきた症状の一つです。

その原因は多岐にわたるとされ、薬の副作用や大音量への暴露などが挙げられてきました。

その一方で、明確な原因がなく、症状に悩まされる場合もあるとされています。

近年、研究が進み、その原因と症状の起きるメカニズムが解明されたことにより、新しい治療法が生まれ、実際に治療に応用されています。

それが補聴器による、「脳の聞こえのリハビリテーション」です。

そもそもどうして耳鳴りが起きるのか

耳鳴りの症状がある方の９割以上に難聴があるとされています。

難聴について詳しくはこちら

難聴とは簡単にいえば、人の話し声や物音が聞き取りにくくなった状態のことを指しまして、代表的な難聴に加齢性難聴が挙げられます。その名の通り、年齢とともに起こる難聴です。

音を電気信号に変換している蝸牛という器官の中にある有毛細胞が加齢とともに消耗していき、また蝸牛の神経や血管でも加齢による変化がおこります。

こうした加齢現象により、音が次第に聞こえにくくなっていくのが加齢性難聴です。

蝸牛の中の有毛細胞は高音域を感知する部分から消耗していきやすいため、多くの方は高音から聞こえにくくなっていきます。

聞こえにくい音域が生じたとき、脳は優れた機能を持っているため、高音域の電気信号が少なくなった事を感知します。

するとその音域をよりよく聞こうとして、脳が過度に興奮し、その高音域の電気信号をより増幅させるのです。

こうして高音域の音が増幅された結果、聞こえてくるのが耳鳴りです。不足している音域を補うため、脳が過度に興奮してしまった結果、耳鳴りが生じてくるのです。つまり耳鳴りは耳で鳴っているのではなく、脳で鳴っているということになります。

補聴器で脳の興奮を抑えれば耳鳴りも難聴も解消！

会話ができて生活が大きく変わる

耳鳴りに対する補聴器を使ったリハビリは原則として難聴のある人に行います。

先ほどの加齢性難聴を例にとって、そのリハビリについて説明します。

まず耳鼻科さんに聞こえが悪くなっている音域を特定してもらい、その処方にあわせて補聴器を調整し、その音域の聞こえを良くします。こうすることで今までとどいてなかった音域の電気信号が届くようになります。

この結果、聞こえが悪かった高音域を聞こうとして過度に興奮していた脳が抑制されることになります。つまり、補聴器を着け続ける事で、脳の興奮を解く(脳を変える)というのが、補聴器リハビリの考え方です。

当店では耳鳴り治療器機能、耳鳴り対処機能付補聴器を取り扱っております。

常駐の認定補聴器技能者が補聴器相談医と綿密に連絡をとり、お客様のリハビリのお手伝いをさせていただきます。

是非ご相談くださいませ

※参考文献

マキノ出版発行　「ついに原因解明！耳鳴りの9割が治る最強療法」