メガネの取り扱いについて

メガネの取り扱いについて


誤った取り扱いをした時に重傷・失明など重大な結果になる可能性があることを示します。	誤った取り扱いをした時に傷害を負う可能性や物的損害の発生が想定されることを示しています。	一般的な注意が必要なことを示しています。


特定の行為の禁止を表します。	特定の行為の義務づけを表します。

・衝撃にご注意ください

ガラスレンズやプラスチックレンズでも強い衝撃があれば破損し、破片で目や顔に重傷を負う可能性があります。失明に至る場合もありますので、激しいスポーツなど、破損の可能性がある場合は保護具（ゴーグルなど）を併用してください。

保護具

・太陽や強い光を直視しないでください

無色、カラーレンズの濃淡や紫外線カットの有無にかかわらず太陽や強い光を直視しないでください。目に重傷を負ったり、失明に至る場合もあります。

禁止

・運転・操縦や階段の昇り降りなどはメガネに慣れてから行ってください

見え方や使い方に慣れないうちは、距離感が異なることがあります。運転・操縦や階段の昇り降り、または段差のあるところなどにはレンズに慣れて違和感がなくなってからご使用ください。万が一慣れない場合は当店に改めてご相談ください。


相談	慣れる

・キズついたレンズは使用しないでください

レンズのキズやくもり、ひび割れ及び反射防止コート膜はがれ等によって、見え方に以上を感じたら、直ちに使用を中止し、当店にご相談ください。視力が低下したり、光が当たりますと乱反射して見えにくくなります。

禁止

・紫外線カットレンズのご注意

通常使用での紫外線をカットします。衝撃や溶接作業、特殊用途の紫外線、レーザー光線、X線などから目を守る保護機能は持っておりませんので専用保護具と併用してください。

保護具と併用

・プラスチックレンズは熱にご注意ください（６０℃以上）

車の中や砂浜など、高温になる場所にメガネを放置しないでください。レンズが変形し、見え方に悪影響を及ぼしたり、フレームからはずれたりする場合がございます。高温（６０℃以上）にさらされたり、急激な温度差にあうとコート膜がヒビ割れます。サウナでは使用しないでください。また熱湯でレンズを洗ったり、部屋ドライヤーなどの熱風をあてないでください。熱い油やアイロン、ストーブ、焼き肉コンロやホットプレート、火のついたタバコなど高温のものに近付けないでください。

禁止

・レンズのくもりにご注意

温度差や温度変化でメガネのレンズはくもります。外気が冷えた状態でメガネの上からのゴーグルやヘルメット装着はメガネレンズがくもる場合があります。また、撥水コート付のレンズはその特性により、くもりやすくなる傾向がございます。もしスポーツや運転中にくもったら、大変危険ですので、直ちに中止し、くもりを取り払うようにしてください。
また、たばこの先から出る副流煙などもレンズに直接あたるとくもる場合がございます。同じくくもったら、取り払うようにしてください。

拭く

・レンズ保管時のご注意

メガネはそのままの状態で太陽光のあたる場所に置かないでください。凸レンズの場合、その集光作用により、周囲を焦がす恐れがあります。持ち運びする際や使用しない場合は、手入れをしたうえでメガネケースに入れてください。また、保管の際は防虫剤、洗剤、化粧品、整髪料、薬品等の入った場所には保管しないでください。
レンズ、フレームの変質、変色、劣化の原因になります。

禁止

・衝撃を受けたレンズは・・・

一度強い衝撃を受けたレンズは、たとえ割れていなくても著しく強度が低下する性質があります。キズ、欠け、ひずみなどの不具合が生じた場合には交換してください。

交換

・下に向けて置かないでください

置く時はレンズの表面を必ず上に向けてください。下に向けるとキズの原因となります。

禁止

・汗や整髪料がついたら・・・

汗、レモンなどの果汁、ヘヤスプレー、整髪料、化粧品、カビ取り剤、薬剤（シンナー、トイレ・浴用洗剤）などを含め何か付着した時は、すぐに水洗いして、付着物を良く落として拭きとってください。そのままにしておくと短時間でもシミなどが残り、取れなくなったり、コート膜がはがれたりします。

洗って拭く

・濡れたときは・・・

レンズが水に濡れたらすぐに拭き取ってください。乾いてしまうと水跡がシミのように残り、見えにくくなります。

拭く

・超音波洗浄機のご注意

超音波洗浄機の長時間でのご使用は避けてください。コート膜やレンズが痛む原因となります。ご使用の場合は1分以内を目安にしてください。

・拭く時は・・・

拭く方のレンズの外側を持って、レンズ専用のメガネ拭きでそっと拭いてください。拭く方の反対側を持ったり、力を入れすぎたりしますとフレームやレンズの破損やフレームの変形の原因になります。レンズにゴミやホコリ等が付着しているときはまず水洗いし、メガネ専用レンズで水気を取りつつ拭いてください。

拭く

・汚れた時は・・・

汚れのひどい場合には中性洗剤を薄めた液で洗い、そのあと水洗いをしてふきとります。アルカリ系の洗剤（石けん、ハンド・ボディソープ等）、酸性洗剤は使用しないでください。コート膜を劣化させ、はがれる原因となります。

禁止

・掛け外しは・・・

テンプル（つる）を持って顔にそわせながら正面で行ってください。テンプルは充分に開いてゆっくり掛けはずしてください。その時、テンプルの先で目や顔を突かないようにご注意ください。片方のテンプルを持って無理に行うと型くずれや、ゆるみの原因となります。また、フレームが曲がっていたり、ずり落ちたまま使用していますとレンズが正しく使えず見づらくなります。当店で購入していただいたフレームに関しては、型崩れの直し等も行っておりますのでご来店くださいませ。